装飾用のミヤマハナゴケ 吉村庸 (ライケン1(2): 11, 1972)

科学朝日6月号(1972年)の表紙には世界最小の列車ミニ模型の写真がでている。驚いたことには線路周囲のレーアウトとして緑色に染色したミヤマハナゴ ケが使用されている。さっそく科学朝日の編集部伊藤慎也氏に種々おたずねしてみた。このレーアウト用のミヤマハナゴケはキャンベル(メーカー名)のもので ウィスキーのポケットビンの箱ぐらいに入っており,価格は一箱750円。原産地は北欧とのことであった。

追 記
この装飾用のハナゴケ類は”ライケン”として鉄道模型に用いられています。若葉色,濃緑色,紅葉色など各種の色があるようです(着色されているのでしょう か?)。価格は500円ぐらいです。Googleなどの検索エンジンでキーワードを”ライケン”,”鉄道模型”と入力すれば関連のサイトを見つけることが できます。
(大村嘉人,国立環境研究所)