地衣類研究会第47回大会(広島)2018年について第2回案内を掲載しました。(終了しました)

地衣類研究会第47回大会(広島2018【終了しました】

1.日程:平成30年10月20(土)・21(日)

2.開催場所: 総会・懇親会  極楽寺山温泉アルカディア・ビレッジ
〒738-0031 広島県廿日市市原2210  Tel 0829-38-2221
URL http://www.arcadia-village.jp
観察会  宮島(宮島町大元公園周辺)

3.参加費:下記の通り,受付にてお支払い下さい。
宿泊される場合(宿泊,懇親会,21日朝食・昼食,保険,宮島までのフェリー代を含む)
一般参加者 12,000円    学生参加者 10,000円
宿泊されない場合(観察会のみ参加の場合も含む)
一般・学生とも 2,000円(昼食,保険代を含む。フェリー代は各自)
※10月21日(日)の昼食が不要の方は,10月17日(水)までにお知らせください。

4.受付:
10月20日(土)13:00~14:00 アルカディア・ビレッジ
10月21日(日)9時30分ごろ JR宮島口桟橋,10時ごろ 宮島 大元公園

5.解散:大元公園 10月21日(日)13:00頃(昼食後)

6.スケジュール:
10月20日(土)
(12:00〜13:00  役員会)
13:00〜14:00  受付・部屋割案内
14:00〜16:30  研究発表
17:00〜18:30  総会,自由時間
18:30〜20:30  懇親会,お楽しみ企画など

10月21日(日)
7:30  朝食
8:30  アルカディア・ビレッジ 発
9:30  JR宮島口桟橋 着(交通状況により遅れることがあります)
10:00  大元公園 着(交通状況により遅れることがあります)観察会
12:00  昼食(国民宿舎みやじま杜の宿)
13:00  解散

7.交通アクセス:
一日目 無料バス 13:00 JR山陽本線「宮内串戸駅」発
※ 宮内串戸駅は,JR山陽本線で広島駅から岩国方面へ7駅目です
※ 当初のご案内とは異なっておりますのでご注意下さい。

二日目 アルカディア・ビレッジにお泊りの方は,車に分乗してJR宮島口桟橋まで移動し,フェリーにて宮島へ渡った後,車または徒歩にて大元公園へ向かいます。
観察会のみ参加の方は,JR宮島口桟橋または宮島桟橋で合流するか,大元公園まで直接おいでください。最終的な参加者の確認は大元公園にて行います。

※ 日曜日は宮島口周辺の駐車場が大変混雑しますので,自家用車でおいでの方はお気を付けください。

8.研究発表について
・発表は口頭発表のみです。発表される方は,以下にご留意の上,ご準備下さい。
・発表時間は,発表10~15分,質疑応答5分を目安に,お一人15~20分でお願いします。
・パソコンはWindows 10,Microsoft Office 2016,Adobe Acrobat Reader,RGBおよびHDMI端子付きを準備します。他バージョンならびにMacをお使いの方は,互換性にご注意ください(ご自身のPCを持って来られることをお勧めします)。

9.自慢の写真披露について
・発表形式は問いません。パソコン,スクリーンは用意します。ただしポスターパネルはありませんので,大きな図版などの場合は,どなたかに協力を依頼してください。
・発表時間に制限は設けませんが,適切な時間内でお願いします。

10.観察会について
大元公園近辺には,クロマツやサクラなど地衣類の生育に適した樹木がたくさんあるほか,渓流沿いの岩にキゴケ類が見られるなど,地衣類の豊富な場所です。また,車道を少し進んだところにはフクレヘラゴケ(Thysanothecium scutellatum)が着生したモミや,海岸の斜面にトゲシバリ(Cladia aggregata)を見ることができます。園内を散策するだけでしたらスニーカーでも十分ですが,雨天時は足元が悪くなるのでご注意下さい。
なお,宮島は瀬戸内海国立公園に指定されておりますので,採集はお控え下さい。

11.連絡先:竹下 俊
〒739-8524 広島県東広島市鏡山1-1-1 広島大学大学院教育学研究科
Tel ; Fax:082-424-7095,E-mail:stakesh[at]hiroshima-u.ac.jp

お酒や珍味,地元の名産品など,差し入れ大歓迎です!

研究発表プログラム
1.地衣類の繁殖戦略 ―地衣類はどうやってふえるの―
近 芳明 (都立一橋高校)
2.葉状地衣の移植実験の基礎的研究
〇須藤 威・竹下 俊治 (広島大学大学院教育学研究科)
3.日本新産となる担子菌地衣類 アオウロコタケ属(Lichenomphalia)の一種について
〇升本 宙1・大村 嘉人2・出川 洋介11 筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所,2 国立科学博物館植物研究部)
4.新種Pronectria japonicaを含む日本産ニクイボゴケ属から見つかった地衣生菌
◯田留 健介1・大村 嘉人2・Mikhail P. Zhurbenko31 埼玉県自然学習センター,2 国立科学博物館植物研究部,3 Komarov Botanical Institute of the Russian Academy of Sciences)
5.高緯度北極の地衣類植生構造

◯井上 武史1・井上 正鉄3, 金子 亮1・内田 雅己1,2・工藤 栄1,2・神田 啓史11 国立極地研究所,2 総合研究大学院大学,3 秋田大学)
6.地衣類中の放射性セシウム経時変化
◯土肥 輝美1・吉村 和也1・大村 嘉人2・金井塚 清一3・飯島 和毅11 日本原子力研究開発機構福島環境安全センター,2 国立科学博物館植物研究部,3 原子力エンジニアリング株式会社
7.ヘリトリゴケ(Porpidia albocaerulescens)を構成する共生藻の多様性に関する研究
◯上東 大地・竹下 俊治 (広島大学大学院教育学研究科)
8.地衣類トゲシバリ(Cladia aggregata)の遺伝的多様性に関する研究
◯石原 悠作1・大村 嘉人2・竹下 俊治11 広島大学大学院教育学研究科,2 国立科学博物館植物研究部)

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